高根島灯台
こうねしま
●位置/北緯34度20分01秒/東経133度04分36秒●塗色構造/白色塔形石造
●等級・灯質/等明暗白光 明4秒暗4秒●光度/3,500カンデラ●光達距離/11.5海里(約21.3km)
●高さ/地上から頂部まで4.97m 平均水面上から灯火まで45m●初点/1894年(明治27年)5月15日
●1992年(平成5年3月)改築
 この灯台は、明治中期の建設で、27年5月15日に点灯しました。当初は揮発油使用、光度百燭光の昼夜灯です。明治期建設灯台の多くは戦災等により破壊し建て替えられていますが、この灯台は当初の状態がかなりよく残されている歴史価値の高い石造り灯台です。
 この灯台の建つ三原瀬戸航路は、強潮流で知られる来島海峡の迂回航路として、安芸灘から燧灘へ抜ける船舶交通の要衝です。明治のこの時期には灯台建設が本格的に進められ、付近海域の百貫島灯台・長太夫礁灯標・小佐木島灯台・大久野島灯台・大浜埼灯台・鮴埼灯台・中ノ鼻灯台・大下島灯台が同時期に完成し、海の安全が大幅に改善しました。
 明治42年4月、灯台の機能を停止して「潮流信号塔」に変身して船舶通行信号と潮流信号を行うようになりました。海上交通事情は更に変化して、昭和28年9月には復元して灯台業務を再開しました。この時は電化により機能を大幅に向上しました。
 昭和34年3月に自動化して無人運用となり、機器の状態は常に管理事務所に自動通報されています。
(灯台わきに立つ掲示板から)


三原市須波港と生口島沢港を結ぶフェリーから 生口島からこの橋を渡り灯台へむかう 三原瀬戸を望む高根島灯台 百年以上もの風雨に耐えて 高根島灯台(海側)


「来島海峡迂回航路」へもどる
「ぶらり灯台」へもどる